
実家が空き家になったままとりあえずそのままにしているという方は少なくありません。
しかし、空き家の放置には固定資産税の増額や建物の倒壊、近隣トラブルなど、多くのリスクが潜んでいます。
将来的に売却を考えているのであれば、放置せずに早めに対処することが資産価値を守る鍵となります。
本記事では、実家の空き家を放置する具体的リスクと、損をしないための解決策を分かりやすく解説します。
空き家を放置することで生じる4つのリスク
実家を空き家の状態で放置しておくと、時間の経過とともにさまざまなデメリットが発生します。
「誰も住んでいないから大丈夫」と油断していると、経済面だけでなく法律面や近隣関係においても大きなトラブルへと発展しかねません。
売却をスムーズに進めるためにも、まずは空き家放置がもたらす4つの重大なリスクについて正しく知っておきましょう。
●固定資産税が最大6倍になる恐れがある
空き家を放置し続け、自治体から「特定空家」に指定されてしまうと、住宅用地特例の対象から外れてしまいます。
その結果、土地にかかる固定資産税が従来の最大6倍に跳ね上がるリスクがあります。
売るに売れない状態のまま無駄な税金だけを払い続けることになるため、非常に経済的負担が大きくなります。
●建物の老朽化が進み資産価値が暴落する
人が住まなくなった家は、換気や掃除が行われないため湿気が溜まり、急速に老朽化が進みます。
柱の腐食やシロアリ被害、雨漏りなどが発生すると、不動産としての売却価値が大きく下落してしまいます。
放置すればするほど、本来得られるはずだった売却利益を損することになります。
●防犯・衛生上の悪化で近隣トラブルに発展する
放置された実家の空き家を高く・早く売却する3つのコツ
実家の空き家リスクを回避し、損失を最小限に抑えるための最も有効な手段は早期売却です。
放置して資産価値が落ちる前に適切な方法で売却活動を行えば、維持管理の手間や費用から解放され、現金化を図ることができます。
ここでは、売却を検討している方が知っておくべき、高く・早く売るための具体的なコツを3つご紹介します。
●建物付きと古家付き土地の両方で検討する
実家の状態が良い場合はそのまま中古一戸建てとして売却できますが、老朽化が進んでいる場合は古家付き土地や解体して更地として売り出す方が需要が高まるケースがあります。
解体費用や周囲の需要を考慮し、不動産会社と相談しながら最適な状態で売り出すことが早期売却への第一歩です。
●空き家売却に強い不動産会社に相談する
一口に不動産会社と言っても、マンションが得意な業者や地方の戸建てが得意な業者など様々です。
空き家売却のノウハウが豊富な不動産会社を選ぶことで、適切な査定価格の設定やターゲットに合わせた売却戦略を提案してもらえます。
必ず複数の業者に査定を依頼し、比較検討しましょう。
●3,000万円特別控除などの特例を活用する
相続した実家を売却する場合、要件を満たせば譲渡所得から最高3,000万円まで控除できる「被相続人の居住用財産に係る譲渡所得の特別控除の特例」を利用できます。
節税効果が非常に大きいため、放置して特例の適用期限を過ぎてしまう前に売却手続きを進めるのが賢明です。
まとめ|実家の空き家は放置せず早めの売却検討が安心
実家の空き家放置は、固定資産税の増額や資産価値の下落、近隣トラブルなど、所有者にとってデメリットしか生み出しません。
「売り方が分からない」「片付けが終わっていない」とお悩みの方も、まずは一度、専門の不動産会社へ相談してみることをおすすめします。
早期に売却に踏み切ることで、税制上の優遇措置を活用しつつ安心・確実にご実家を資産として手放すことができます。








